初めてカウンセリングを受けられる方へ

当相談室を初めて利用される方、

初めてカウンセリングを受けられる方、

受けようか迷っていらっしゃる方へ


カウンセラー自身が以前に抱いていた、カウンセリングに対する疑念や疑問、その後の心理畑で活動していく過程の中で、

来談者さまや友人、知人の方よりいただいた、カウンセリングに関する質問にお答えいたします。

※お答えはあくまで、当相談室の見解です。順次追加予定です。




Q:カウンセリングってただ話を聴いてもらうだけなのになぜ、こんなに高いのですか?


A:心理業界における個別カウンセリングの相場は、およそ1時間あたり、1~3万円のところがほとんどです。

たとえば同じ1万円で、服やバッグを購入した場合、手元に「バッグ」「服」という「成果(あなたをうれしくさせる物質)」が残りますが、カウンセリングはどうでしょう。手で触って確かめられるものは何も残りませんね。

そのため、心もとない気持ちになるのも当然かと思います。

そこで、「なぜ私たちは、1万円を、服や靴やバッグと交換するのか」ということ。

つきつめていくとそれは、物質そのものではなく「(購入することによって得られる)うれしい、楽しい気持ち、昂揚感、満足感、達成感」等、「自分が得たい気持ち」を得るための行動であることがみえてきます。

(物に限らず、おいしいものを食べること、遊ぶこと、各種のサービスを受けることすべてに当てはまります)


カウンセリングを受ける、という行為は、物や娯楽を介した一時的な昂揚感を得ることとはおおきく異なり、自分の気持ちに直接、ダイレクトにケアを施すことです。

お話しをよく聴くことはもちろんのこと、解決にいたるまでの道すじを、ワークとよばれる身体的・体験的セッションでサポートいたします。


当相談室に限らず、他の心理療法を受けられる場合にも「何でこんなに払わないといけないの」という受け身の感覚を、どうかいったん、横に置いてセッションにお望みください。より効果的なセッションが可能となります。

カウンセリングを受けることで、「目には見えないが、自分の心(自分自身)には、お金や時間をかけるだけの価値が十分にある!」という実感をこころに芽生えさせ、最終的にご自身が自分自身を尊重した生き方につながっていくことが、当相談室の切なる願いです。

※当相談室の料金設定は今後、改定する可能性もございます。ご了承ください。



Q:何回くらい通えばよくなりますか?


A:以前クリニックで行っていたカウンセリングで、私は来談者さまに「早い方は1回で、平均3~5回で、やるべきことはすべて終了です」とお伝えしてまいりました。短期療法を主としたカウンセリングを行っていたことと、回数の目安をご提示することで、来談者さまにも見通しが出来、安心感を感じていただきたいと願ったからです。

しかし、中には、「3~5回で元気にならない私は劣っているのでしょうか」「5回以上はもう来てはいけないのでしょうか」等の声も少なからず聞かれ、具体的な回数を明言することを、じょじょに控えるようになりました。


来談者さまが「よくなった」と感じる状態、問題の中身や来談者さまの現在の状態、相談室を利用するスタンス等、お一人お一人の感じ方はみな違うことを、クリニックという臨床の現場で痛感しております。


具体的には、

一回のセッションで問題のコアの部分に「はっ」と気づかれ、ご自身の方向性を定められる方もおりますし、

短期間に集中・継続してセッションに取り組まれる方、

人生の節目節目に、ご自身の気持ちの整理のために受けられる方・・・等、

皆さんお一人お一人が、ご自身の変化への覚悟を受け入れるためには、最適なタイミングとペースが、来談者さまの数だけございます。


来談者さまの、現在までの人生の歩みや、今後希望する方向性はもちろんのこと、

今現在の環境や心もちを最大限に尊重し、

「いまのあなたに必要な」セッションをおこなってまいります。


Q:誰にも言えなかったことを話すことはすごく勇気がいります。感情のふたをあけられるのが怖いです。本当にさらけだしても大丈夫なのですか?


A:まず初めに、カウンセリングを受けられる方は、「病んでいる人」ではありません。

(あなたがもし、ご自身をそのように認識されているとしたら、まずいったん、そこから離れてみることをおすすめします)


「親や友人、知人に話しても分かってもらえない」「悩みを軽く見られる」「お説教され、持論を滔々と展開された」等、

勇気を出して告白したのに、その心情を受け取ってもらえず、深く傷ついた経験をされた方がほとんどです。

そのため、「もう人は信用しない」「分かってもらおうなんて思わない」と決断することで、ご自身を守る手段とされてきました。そのため、「カウンセリングなんか受けて、また分かってもらえなかったら、もう立ち直れない」という恐れと、「今さら誰が人なんて信用できるか!(信用することは、今までの自分の生き方を否定することだ)」という怒りの感情が心身にふかく刻み込まれています。

そのエネルギーは、時にさまざまな形でカウンセラーに向けられる場合もあることを、臨床の場で経験しております。


「感情のふたをあける」のは、手術に近い行為であると当相談室では考えます。そしてその行為を行うのは、カウンセラーではなく、来談者さま自らの勇気によるものです。

カウンセラーはその激しい感情エネルギーの奥にある「隠されたあなたの本当の本音」と、あなた自身がつながる(解決への道すじはそこから始まります)ことが出来るよう、

安心・安全な場所をご用意し、寄り添い見届ける覚悟でセッションに望ませていただいております。


※セッション中にもし違和感、嫌悪感、抵抗感等が感じられる場合、その旨もカウンセラーにお伝えください。


Q:病名はつけられますか?また診断書、お薬は出せますか?


A:当相談室は医療機関ではありませんので、来談者さまを診断し、診断名をつけることはいたしません。また診断書やお薬の処方もおこなっておりません。(出来ません)。また、保険は適用外となっております。

医療機関と異なり、さまざまな制限はございますが、逆にそれが、カウンセリングのメリットと当相談室は考えております。

精神科・心療内科の敷居は、いっときに比べ、年々低くなってきておりますが、

「そんなところに行って変な病名をつけられたら、人生終わりだ!」と考える方(来談者さまご本人ではなく、周囲の環境がそのような心もちに追い込むことがほとんどなのですが・・・)も、まだまだ少なくありません。

特に、未成年の方にその傾向は強いようです。

カウンセリングは、来談者さまの「苦しみの根本解決」と、「生きていてよかった!と感じられる心への出発」のみに焦点をあて、エネルギーを注ぎます。


Q:具体的には、どんなことをするのですか?


A:最初に来談者さまの家族構成、今までの人生の歩み、価値観を教えていただきます。お話しをじっくりお聴きし、そのつらさの奥にある本質的なつらさに心を寄せます。

カウンセラーの感じた、問題の原因となっているものを特定し、お伝えします。

(ここで、来談者さまによってさまざまな反応が返ってきます。その反応で、現在の来談者さまの心境と、ご自身の感情に向き合う準備段階がどの辺にあるのかを探ります)

対話、ワークを重ねながら、来談者さまがご自身の本音の部分(環境を生き抜くために眠らせざるを得なかった感情、感覚など)とつながり、本来備わっているエネルギーを呼び起こすためのアプローチをおこないます。


相談室を出た後も、ご自身で取り組んでいただけるホームワークの方法をお伝えします。


※その他、ご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。順次追加予定です。